
子供が帰ってきてから、全然動かない・・・
宿題をやるように言っても、聞いてくれなくて困る
そんな悩みを抱えている親御さんも多いのではないでしょうか?
「手は洗ったの?」「ジャンバーはちゃんとかけた?」「ランドセルは指定の位置に置いた?」「水筒を出してね」「宿題は?」
言い出せばキリがないほど、やってほしいことがたくさんあります。
でも、そのたびに声をかけると、ついつい小言が増えてしまい、親子共々イライラ…なんてことも。
今回は、その中でも特に多くの親御さんが悩む「宿題のタイミング」についてお話ししたいと思います。
結論から言うと、宿題をやるタイミングは、その子自身に決めさせるのが一番!

え? でも何も言わなかったら朝までやらないんですけど?
そう思いますよね。確かに、何も言わなければ子どもは好きなことを優先しがち。でも実はある声かけをするだけで、子どもが自発的に宿題をやるようになるんです。
それが、
「何時になったら宿題やる?」
という一言。
この言葉を使うだけで子ども自身が「○時になったらやる!」と自分で決めるようになります。
1 | 実際に試してみた!我が家の例

我が家の小学2年生の息子は、帰宅後すぐにゲームをしたがります。
「手を洗った?」「ジャンバーをかけて!」「ランドセルは棚に入れてね」と声をかけても、まるでBGMのように聞き流されています(笑)。
そして、肝心の宿題も「あとでやるー」と言うばかりで、なかなか取りかかりません。
そこで、ある日 「何時になったら宿題やる?」 と聞いてみたんです。
すると、「うーん、5時になったらやる」と自分で決めました。
すると、驚くことに 5時になると自分から宿題を始めたんです!
もちろん、最初は時間になっても動かないこともありました。でも「5時になったよ」と声をかけるだけで、「あ、やるね」と素直に取りかかるように。
これは 「自分で決めたことは守ろう」という意識が働く からなんですね。
2 | この声かけのメリット

✅ 子供自身の決める力が育つ
✅ 親自身の見守る力、子を信じる力が育つ
✅ 「宿題やりなさい!」と言わずに済むので親のストレスが減る
✅ 自分で決めたことだから守ろうとする意識が生まれる
今後の親子の関係性(ぐちぐち言う母ではなくて、やることはやってもらいつつ仲のいい関係を築いていきたいじゃないですか)と、子供の主体性(自分で判断して責任を持って行動する力)につながる。
3 | この声かけのデメリット
⚠️ 今すぐやってほしいときには使えない(後の用事が詰まっているとき)
⚠️ 時間を決めても守らないことがあるので、最初は軽く声かけが必要(⚪︎時になったよetc)
「今すぐやってほしいときには使えない」の対策として選択肢を2つ用意し、子供に決めてもらうパターンがあります。
(例)「16時か16時半、どっちの時間になったら宿題やる?」

この方法でも子供自身で決定することには変わりはないね!
この選択肢を2つ用意しての質問はいろんなシーンで使えるので覚えておくと◎
4 | 注意点

● 「ゲームが終わってから」「これが終わったら」など曖昧な決め方をしない
→ 具体的な時間を決めることで、ズルズルと先延ばしにするのを防ぎます。
● 親自身が「遅い」と思う時間でも、子どもが決めた時間まで待つことが絶対
→ 子どもが自分で決めたことを守る経験が大事。親が先に口を出してしまうと、自分で決める力が育ちません。
5 |「何時になったらやる?」の声かけが効果的な理由
・子どもが自分で決めるから、自発的に動ける
・「宿題やりなさい!」と言わなくて済むので、親子のバトルが減る
・「やらされている感」がなくなり、宿題への抵抗感が減る
特に「親が決めるのではなく、子どもに決めさせる」というのがポイント。
親に言われてやるのではなく、自分で決めた時間だからこそ、子どもはその約束を守ろうとするのです。
6 | まとめ
いかがでしたでしょうか。
毎日「宿題やりなさい!」と言い続けるのに疲れていませんか?
そんなときは、ぜひ 「何時になったら宿題やる?」 と聞いてみてください。
この一言で、子どもは自分で考えて決める習慣を身につけ、自発的に宿題に取り組むようになります。
少しの工夫で、親子共々笑顔で過ごせますよ♪
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