先輩保育士との付き合いが難しい…
厳しい先輩にどう接すればいいの?
苦手な先輩とうまく付き合うには?

現役保育士で働く私がお答えします!
先輩:「何もできないから頼りにならない」
「子どもになめられてるね」
など厳しいことを言われてしまい、悲しかった思いと実際自分の力不足に悩んだ時期がありました。
ですが、基本のマナーを守り、適度な距離感を保ち、ポジティブな姿勢で接することで、関係をスムーズにすることができたので、その方法を詳しく解説していきます!

先輩のタイプ別(難しいと感じる理由)

ザ・体育系タイプ
先輩の言うことは絶対!上下関係がはっきりしていて、新人は「はい!」と従うのが基本。
上下関係が厳しいと、新人は萎縮しやすくなります。まずは、先輩の立場や考え方を理解することが大切です。
例えば、長年の経験を積んだ先輩は「新人はこうあるべき」という固定観念を持っていることがあります。
そのため、敬意を持ったコミュニケーションを心掛けることで、少しずつ距離を縮められる可能性があります。
こだわり職人タイプ
「保育はこうあるべき!」と強いこだわりを持っている先輩。
人によって指導の仕方がバラバラ。
先輩ごとに保育観が異なり、指導スタイルも様々です。
柔軟な考えを持ち、指導ごとの「共通点」を見つけることで、分かりあうことができます。
また、意見が違う場合でも、相手の話は否定せずに意見として聞き入れることが大切です。
気分やタイプ
機嫌がいいときは優しいけど、機嫌が悪いと急に冷たくなる…感情の起伏が激しい先輩。
気分にムラがある先輩だと、対応が難しくなります。感情的にならず、「いつも冷静に接する」ことがポイントです。
また、先輩がご機嫌なときに距離を縮めるように話しかけると、関係がいい方向に向かいます。
スパルタ育成タイプ
「早く一人前になってほしい!」という気持ちが強く、指導が厳しめの先輩。
その思いがプレッシャーとなることもありますが、無理にがんばる必要はありません。
「分からないことはすぐに聞く」「努力している姿勢を見せる」ことで、先輩の思いにこたえつつ無理なく成長できます。
先輩保育士との付き合い方のコツ
✔️ 基本のマナーを守る
✔️ 無理に仲良くしようとしない
✔️ アドバイスを素直に受け入れる
✔️ ポジティブな言葉を意識する
✔️ 第三者に相談する
具体的に説明していくよ!
基本のマナーを守る(あいさつ・報告・連絡・相談)
基本的なマナーとして「あいさつ・報告・連絡・相談(ホウレンソウ)」を徹底することで、信頼関係が築きやすくなります。
特にあいさつは、相手の印象を良くする大切な要素です。
「おはようございます!」「ありがとうございます」などあいさつすることが大切。
無理に仲良くしようとしない
無理に先輩と仲良くなろうとせず、仕事上の関係を大切にすることがたいせつです。
業務に必要なコミュニケーションを丁寧に行うことで、自然と良い関係を作れます。
先輩のアドバイスを素直に受け入れる
先輩の指導には、経験からくる大切なヒントがたくさん詰まっています。
納得できないことがあっても、まずは「受け止める」姿勢を持つ(そういう考え方もあるんだな、と)ことで、関係性が良くなります。
ポジティブな言葉を意識して使う
「できません」「無理です」といったネガティブな言葉より
「やってみます!」「工夫してやってみます!」など前向きな言葉を使うことで、職場の雰囲気も明るくなります。
困ったときは園長や同僚に相談する
先輩との関係がうまくいかないときは、一人で抱え込まず、信頼できる同僚や上司に相談しましょう。
第三者の視点からのアドバイスが、解決につながることもあります。
先輩保育士とうまくいかないときの対処法

指導が厳しすぎる先輩にはどう対応する?
まずは「なぜ厳しいのか」を考えてみましょう。
期待されているのか、自分の力不足なのか。
経験豊富な先輩ほど、新人に対して厳しくなる傾向があります。指導の本質を理解することで、ストレスを減らすことができます。
苦手な先輩との距離をうまく取る方法
苦手な先輩とは、あえて距離を置くことも大切です。必要最低限のやり取りにとどめ、仕事に支障が出ないようにしましょう。
人間関係に疲れたときのリフレッシュ法
趣味やリラックスできる時間を作ることで、仕事のストレスを減らすことができます。
また、同僚と気軽に話すことで気持ちが楽になることもあります。

良好な関係を築くために心がけたいこと

感謝の気持ちを伝える(小さなお礼が関係を良くする)
人間関係を円滑にするためには、感謝の気持ちを伝えることが大切です。
先輩保育士に些細なことでも「ありがとうございます」と声をかけるだけでも、関係性は変わります。
たとえば、業務のサポートを受けた際や指導を受けたとき、些細なことでもすぐに感謝を伝えることで、先輩も気持ちよく接してくれるでしょう。
小さな「ありがとう」の積み重ねが、とっても大切なのです。
先輩の良いところを見つけて尊敬の気持ちを持つ
先輩との関係がうまくいかないときは、相手の良い部分に目を向けてみましょう。
どんな人にも得意分野があり、学べることがあるはずです。
たとえば、子どもとの関わり方が上手な先輩や、業務をテキパキとこなす先輩の姿勢を見習うことで、尊敬の気持ちを持ちやすくなります。
先輩の良いところを認めることが、自然と良好な関係を築くことにつながります。
無理せず、自分らしい働き方を見つける
すべての先輩と完璧に付き合うことは難しいため、自分にとって無理のない距離感を大切にしましょう。
先輩に合わせようとしすぎると、自分の本来の働き方を見失ってしまうことがあります。
たとえば、「必要な業務連携をしっかり行いながら、自分のペースを守る」ことを意識することで、ストレスを減らしながら仕事ができます。
大切なのは、自分らしく働ける環境を整えることです。
まとめ
先輩保育士との関係は、うまくいかないこともあります。
上下関係に厳しい、価値観の違いや気分にむらがある、スパルタな先輩。色々な人がいるのでストレスが溜まることもあるでしょう。
しかし、基本のマナーを守り、適度な距離感を保ち、ポジティブな姿勢で接することで、関係をスムーズにすることができます。
また、困ったときは第三者に相談することが大切。あなた自身を守るためにも、一人で抱え込むことだけは絶対にしないでください!
どうしても関係が改善しない場合は、自分の働き方を見直したり、新しい環境で働くことも一つの手。
保育士としてのキャリアは今の場所だけでなく、いろんな働き方があることを忘れずに!
さいごに
この記事が、先輩保育士との付き合い方に悩む方の助けになれば嬉しいです。
あなたがストレスなく働ける環境を見つけ、保育の仕事を楽しめるよう願っています!

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